サラトレFX~各通貨ペア 来週の見通し2020.6.29からの1週間~
この記事では各通貨ペアの現在の状況と今後の狙いや見通しを分析していきます。
短期足の目線はすぐに変わってしまうため、あくまでも長期の目線、トレードスタイルとしてはデイトレ、スイングの目線で分析していきます。
表示させているインジケーターは
移動平均線:50期間、100期間、200期間
ボリンジャーバンド 3σ、21期間
RCI:短期線9、中期線26、長期線52
参考にさせていただいている方は
◇蜂屋すばるさん
チャネルラインを用いたトレードで、非常に見た目も分かりやすいので長期、中期のトレンドを把握するのに参考にさせてもらっています。
◇ユーちぇるさん
年代が近いこともあり、YouTubeはいつも見ています。特に知識面のインプットには最適、コラボ動画も有料級の情報がたくさんあります。
◇三平式RCI
手法は三平式RCIを使っています。色々な手法を試してきましたが、極めると一番勝率もいいのではないかと思って日々訓練しています。
【ドル円】
【週足】
・長期トレンドは下降中
・長期の目線
☆売り目線⇒チャネルの上限or200SMAでショート
☆買い目線⇒105円のサポートからのロング
・105円の価格帯が何度も止められているサポートの水平線
・RCIは全体的に方向感がないように感じられます
週足レベルではエントリーポイントにはまだまだ遠いですね。下限の105円水平線と長期の下降のレッドチャネルラインに挟まれたディセンディングトライアングルのような形をしています。週足レベルでは明確なトレンドが出ていないので、ドル円はスイングは現在狙っていません。
【日足】
・ドル円の底値は固い気がしています。そのため中期上昇トレンドはまだ継続すると見ています
・106円でサポートされ上昇中のため、目線はロングで考えています
・RCIは短期、中期共に下端から上がっていきそう
106円の安値を割ることができませんでした。底値は固い印象。再度200SMA辺りを目指す動きになる可能性の方が高いと考えています。
しかし、110円からの下降波の戻り売りにも注意する必要があります。
【4時間足】
・106円で下ヒゲをつけて反発
・中期の上昇トレンドは継続か
短期のトレンドは押し目をつけて上昇中。107.5円に4時間足の200SMAが来ているので反発するかどうか、短期ではまだ上昇が見込めそうですね。下のチャートを見て下さい。
☆シナリオの一つが逆三尊
107.5円で反発し中期のグリーンチャネルで押し目を作ってくれれば形は逆三尊!!
この形になってくれれば107円辺りでスイングよりのロングができそう。
【ユーロドル】
【週足】
・長期トレンドは下降
・チャネルの上限付近まで来ている
・RCIは短期がそろそろ高い所まで来ているのでここから下がっていくか、中期、長期の力が強ければ下降トレンドがついに終わる可能性もある
週足のRCIが上向きなので再度高値更新を目指す動きになってもおかしくないと思っています。ファンダメンタルがドル安に傾くようだと再度上昇します。週足のRCIが高いところまで来てくれれば再度売りを考えたいですが、トレンド転換の可能性もあり。中期と長期線が上昇し上端に到達する力で長期下降トレンドを上抜けできるかどうか。トレンド転換できず、3本の線が上端に集まれば、スイングショートしたいですね。ただまだまだ先の話です。
【日足】
・中期トレンドは上昇
・短期の下降トレンドを抜き戻ってきたところ
・RCIは短期線が下端に到達しそう中期線がここから下がってくるのか短期線が上向きになり上昇していくのか
ちょうど中期上昇トレンドが継続か、上昇トレンド終了し下降トレンドに切り替わるか戦っているところです。中期のトレンドに順張りするルールにしているため、1.12000付近でロングポジションを持っています。安値更新で損切り、目線をショートに切り替えます。
【4時間足】
・調整の下落が終了し、上昇できるかどうか
・下降のレッドチャネルと上昇のグリーンチャネルが交差するところで揉みあっている状況
・RCIは短期が上がり、ここから中期も上昇していきそう
ちょうどロングとショートで戦っているエリアです。ロング目線でいくならレッドチャネルの上限から買う、ショート目線でいくならグリーンチャネルの下限から売ることになりますが、勝負が付いてからエントリーしてもいいと思います。
やってはいけないのがいきなり全力のロットで入ることです!!長めにポジションを持つのであれば逆行することも想定しておかないと含み損に耐えられません。
サラトレFX~各通貨ペアの今と来週の見通し2020.6.22からの1週間~
この記事では各通貨ペアの現在の状況と今後の狙いや見通しを分析していきます。
短期足の目線はすぐに変わってしまうため、あくまでも長期の目線、トレードスタイルとしてはスイングの目線で分析していきます。
表示させているインジケーターは
移動平均線:50期間、100期間、200期間
ボリンジャーバンド 3σ、21期間
RCI:短期線9、中期線26、長期線52
【目次】
【ドル円】
【週足】
・長期トレンドは下降中
・長期の目線
☆売り目線⇒チャネルの上限or200SMAでショート
☆買い目線⇒105円のサポートからのロング
・105円の価格帯が何度も止められているサポートの水平線
・RCIは全体的に方向感がないように感じられます
週足レベルではエントリーポイントにはまだまだ遠いですね。下限の105円水平線と長期の下降のレッドチャネルラインに挟まれたディセンディングトライアングルのような形をしています。このエリアで週足レベルでは揉みあいが続きそう。形を見ているとガンガン上にいく様子ではないので下位足を見ていってショートの形ができていたら基本は売り目線で立ち回りたいですね。下位足で強い陽線が出てくれば108円を目指す動きに付いていきたい。
【日足】
・中期トレンドは上昇が終わり下降が始まった!?
・107円も割れてきているので106円を目指す動きになるかがポイント
・RCIは長期線に動きなし、中期線が下がってきているので短期線もそれに合わせて下落するようであれば更に売りの確度は高まっていく
110円を上抜けできず、先週は円高の流れが強く押し目買いも入らずついに上昇トレンドも下に割ってきているように見えます。108円辺りまで戻るかと思いましたが、上値が重くこのまま下降トレンドになる可能性もあります。戻りがないので少しショートでも入りづらいですが、デイトレレベルでしっかりとリスクリワードを見極めてエントリーしていきたいですね。買い目線としては大きい陽線ができてくると短期線が上向きに変わり週の後半にかけて108円を目指す動きになるかもしれません。
【4時間足】
・106.5円を底にしてダブルボトム形成の動きと見るのがロング目線
・ショート目線はダブルボトム崩れ、106.5円を割るとロスカットを巻き込み下に走りそう
・RCIは下から上に上がっていきそうな形をしているため一旦上に上昇するかもしれません
107.5円の上値が200SMAのレジスタンスに阻まれ再度下を試しに来たのが先週の動き。上昇すれば戻り売りを仕掛けたかったのですが、シナリオ通りにはいかず。値幅も狭いためドル円は触りませんでした。
☆売り目線は106.5円を下抜けばロスカットを巻き込むのでショートで付いていく。
☆買い目線は107.5円、200SMAを上抜けばグリーンチャネル下限を目指してロングで攻めたいですね。ダブルボトム完成!と思って107円を抜けてロングしてもすぐに跳ね返される可能性もあるので注意が必要!
【ユーロドル】
【週足】
・長期トレンドは下降
・チャネルの上限付近まで来ている
・RCIは短期がそろそろ高い所まで来ているのでここから下がっていくか、中期、長期の力が強ければ下降トレンドがついに終わる可能性もある
6月の初めから持っていたショートポジションは1.12000が堅く一旦強めの反発を予想し利確しました。週足は200SMAにレジスタンスされ、下落中ですね。RCIが上向きなので再度高値更新を目指す動きになってもおかしくないと思っています。ファンダメンタルがドル安に傾くようだと再度上昇します。週足のRCIが高いところまで来てくれれば再度売りを考えたいですが、トレンド転換の可能性も視野に入れ超長期では考えていきたいですね。
【日足】
・中期トレンドは上昇
・調整の下落がきれいに進んでいます。日足21SMAもあったので利確をしていますが、それよりもグリーンのチャネルの下限に付けにいくような動きをしている
・RCIは短期線が下端に到達しそう中期線がここから下がってくるのか短期線が上向きになり上昇していくのか
グリーンチャネルの下限まで到達しそうなのでここで押し目買いが入るかどうかが来週のポイント。これを下抜けていくとキリ番や移動平均線を目途に下落トレンド継続になりそう。
【4時間足】
・天井できれいに三尊を作り調整の下落中
・チャネルライン下限が来ているためここで押し目買いが成功しグリーンチャネル継続かどうか
・RCIはかなり下端に揃ってきているのでやはり一定の反発の上昇は見込めそう
いいポイントまで来ました。中期トレンドに順張りしてロングの目線と上昇トレンドを下に破れば上昇終了で再度ショートを狙っていきたいですね。
4時間足の200SMAも上がってきているのでトレンドを下抜けしても移動平均線に当たってダマシになる可能性には注意。ショートをするならブレイク後戻ってきたところを戻り売りしたいですね。
サラトレFX~各通貨ペアの今と来週の見通し2020.6.15からの1週間~
サラトレFX~各通貨ペアの今と来週の見通し2020.6.15からの1週間~
この記事では各通貨ペアの現在の状況と今後の狙いや見通しを分析していきます。
短期足の目線はすぐに変わってしまうため、あくまでも長期の目線、トレードスタイルとしてはスイングの目線で分析していきます。
表示させているインジケーターは
移動平均線:50期間、100期間、200期間
ボリンジャーバンド 3σ、21期間
RCI:短期線9、中期線26、長期線52
【目次】
【ドル円】
【週足】
・長期トレンドは下降
・チャネルの上限でショートエントリーを目指したい
・105円の価格帯が何度も止められているサポートの水平線
・RCIは短期線、中期線が下から上昇中
週足レベルではエントリーポイントには来ていないですね。下限105円、と下降のレッドチャネルラインに挟まれたディセンディングトライアングルのような形をしています。このエリアで週足レベルでは揉みあいが続きそうな気がしています。
【日足】
・中期トレンドは上昇
・107円を割り上昇トレンドが終了するか
・上昇トレンド下限の裏に当たりブレイクワンタッチすればショートの確度は高い
・RCIは長期線に動きなし、短期と中期がここから更に下がってきそう
110円を上抜けできず、先週は円高の流れが強く押し目買いも入らずついに上昇トレンドも下に割ってきているように見えます。しっかりと戻りを待って戻り売りを狙っていきたいですね。
【4時間足】
・上昇トレンドのロンガーと戻り売りのショーターがぶつかるポイント
・現在は青い線(200MA)にレジスタンスされている
・フィボナッチリトレースメントを先週の下落に当てると上昇チャネルの下限と38.2%辺りが戻り売り候補
・RCIは下から上に上がっていくところ、これがまた上端から下がっていくところが戻り売りのポイント
来週はどこで戻り売りが入るかがポイントになります。候補はフィボナッチリトレースメント38.2%とチャネル下限がぶつかるところ、100MAとぶつかる所、50MAが下がってきたところなどプライスアクションを見て判断していきたいですね。
ドルが強くなればチャネルに戻ってきて上昇チャネルのブレイクがダマシになる可能性も想定。61.8%を越えてくるようであれば目線は再度ロングへ。
【ユーロドル】
【週足】
・長期トレンドは下降
・チャネルの上限付近まで来ている
・RCIは短期がそろそろ高い所まで来ているのでここから下がっていくか、中期、長期の力が強ければ下降トレンドがついに終わる可能性もある
現在スイングのショートポジションを持っているユロドル。ナンピンを2回打ってちょうど金曜日でプラ転したところです。一番上で入っているポジションは1.13742。
週足レベルだとまだ完全に下方向ではないので押し目買いが入ってくるポイントまで持ちますが、週足のRCIもまた下降しそうであれば更にホールドしようと思っています。
ショートでエントリーするなら高いところから入るようにしましょう。
追っかけショートすると焼かれます。
【日足】
・中期トレンドは上昇
・3月の高値は抜けられずかなり急角度で上昇してきたので一度調整に入りそうな局面
・チャネルの下限、21MAまで来たら中期では押し目買いを狙いたい
・RCIは上端から下がり始めている状態下落を示唆しているので下降の確度は高いと思っています
浅い押し目に終わる可能性もありますが・・・ショートポジションをスイングしているので、チャネルの下限までは狙っていきたいです。
【4時間足】
・上昇トレンドが続いていたが、直近の押し安値を割ったためダウ目線は下へ
・来週以降はロンガーの利確も入ってきそう
・ピンクの三尊の条件が整ってきている
・再度上昇して高値更新できなければ本格的に下がりそう
・RCI長期線がやっと下がり始め、中期線も下降中
願望にもなってしまいますが、金曜日に押し安値を下に割ったことで目線を下にする市場参加者は確実に多くなります。それを逆手にショートを焼かれるとキツいですが・・・
もう一度右の山を作りに上がり、そこでしっかり止まればそこからショートするとチャンスがあるかもしれません。私も右の山で売り増しを検討しています。
短期足の形を見ていきたい。来週自分のシナリオが崩れるのかその通りになるのかが楽しみです。
【ユーロ円】
【週足】
・ユーロドルの下落とドル円の下落によって124円でレジスタンスされ落ちてきています
・200MAにもちょうど当たったところ
・クロス円通貨のためドル円とユーロドルの流れに左右される
・RCIは上昇中、ドル円は上昇、ユーロドルは下降の流れをシナリオとして考えているためユーロ円は来週は揉みあうか、ドル円も下がり始めればユーロ円も一緒に下へ
長期はショート目線のためユーロドルと考え方は近いです。ドル円も早々に円高が進むようであればユーロ円もデイトレレベルでショートしていきたいですね。
週足レベルではスイングは考えていません。
【日足】
・中期トレンドは上昇
・日足の21MAまで降りてきているのでここで押し目買いが入るかどうか
・RCIは下向きのため週前半はまだ下がりそう
ドル円が上昇、ユーロドルが下落の流れになればユーロドルは逆相関します。他2通貨の動向を見てデイトレレベルでショート目線で立ち回りたい。
【4時間足】
・短期トレンドは下降
・目線はショートですがドル円の動きを見て判断
・RCIは短期と中期が下端に到達しているので、下降の力は弱くなってきている
ドル円とユーロドルと比較するとやはり4時間足レベルまで見てみると大きな下降の流れとまでは言えなさそうですね。だいぶ下がってきました。やはりドル円は上昇、ユーロドルは下落によってユーロ円は方向感が出にくくなる可能性は視野に入れておく必要がありそうですね。
オアンダジャパン オーダーブックを活用したトレード実例公開!!
FXのサイトで紹介されているオアンダのオーダーブックって使えるの?
ただ口座開設させたいだけじゃないの?
こんな疑問を持っている方へ向けて、実際の私のトレードを紹介して使える手法の一つとして今後のトレードスキルの向上に役立てることができればと思っています。
そもそもオアンダって何?と思っている方はまずはオアンダジャパンの公式サイトが非常に分かりやすく解説してくれています。
この記事ではオーダーブックのことは知っているという方向けにお送りしますので、オーダーブックの詳細は割愛させていただきます。
オアンダジャパン オーダーブックを活用したトレード実例公開!!
- オアンダジャパン オーダーブックを活用したトレード実例公開!!
- オープンオーダーを使えば数分で利益が出せることもある!
- どうやってトレードすればいいの?~実際のトレードで解説~
- まとめ~まずはオアンダで口座開設をしよう~
オープンオーダーを使えば数分で利益が出せることもある!
実際に利益は出せるの?みなさんここが一番知りたい所ですよね。
答えを言うと、利益は出せます。
私も実際にこのオーダーブックを見て日々のトレードに活かしています。
実際のトレード事例を解説していますので、ぜひ私の実際のトレードを見て皆様のトレードの参考にしてほしいと思います。
ただし!!
私はこれだけを使っているわけではないです。むしろ特定のタイミング、条件を満たした時しか使っていないので窓埋め、やゴトー日など日々のトレードの周りにある手法の一つとして参考にしていただければと思います。
どうやってトレードすればいいの?~実際のトレードで解説~
それでは、具体的に手法を解説していきます。
見るポイントはたった1つ
それは、オープンオーダーを見てどれだけ逆指値の注文が入っているか
これだけです。
胡散臭いと思ったあなた、これから詳しく解説していくので最後まで見て下さい。
トレードの手法としてはスキャルピングになります。
このブログではサラリーマントレーダーである私の経験を元に兼業トレーダーの方、サラリーマントレーダーの方向けに情報発信しています。
そのため、シンプルかつ隙間時間にでも何とか利益を出していく手法を紹介していきたいと思っています。
それでは、詳しく解説していきます。
これが実際のオーダーブックの画面です。
左がオープンオーダー、右がオープンポジションになっています。
このオーダーブックにはいくつか使い方はあり、そのうちの一つが今回紹介する手法になっています。
今回はオープンオーダーしか見ません。さらにオープンオーダーの中の逆指値にどれだけ注文が入っているかに注目します。
オープンオーダーの中の逆指値の注文ってどうやって見ればいいのか。
それは「青いバー」を見るだけです。
見方としては、まず緑のラインが現在のレートだと思ってください。
オアンダのオーダーブックは条件によって更新される時間に差があります。
口座を開設すれば20分毎にこの画面が更新されていきます。オアンダの口座で一定以上取引すると5分毎の更新になりますが、20分毎の更新でも十分使えるツールです。
緑のラインと中央のラインを十字線として画面を縦横4分割にして考えます。
左上のオレンジのバーは「指値」の注文がどれだけ入っているか。
指値というのは緑のレートを基準にして上昇していき指値のレートに触れると「売り注文」が入ることになります。
つまり、上昇して売りの注文が入るということは注文が多く入っていれば、その値段まで行くと一気に売りの圧力として機能します。逆張り圧力ということです。
反対に右下のオレンジのバーは緑のレートを基準にして下落していき指値のレートに触れると「買い注文」が入ることになります。
オレンジのバー⇒逆張り圧力 と覚えておけばいいです。
それでは、右上、左下の青いバーは何を示しているか。
それは、「逆指値」の注文です。
逆指値とは何か?簡単に説明すると
緑のレートより高い値段に逆指値の注文が入っていた場合、上昇してその注文が約定すると「買い」の注文が入るということです。
上昇すると買いの注文が約定?
よく分からないと思った方はこう考えてください。
仮にドル円で現在レートが108.5円にある状態で、あなたはこれから下落するだろうと思い、売りのポジションを持っていたとします。自分がここが一番値段が高いところ、天井部分だと思って売っているのですが、自分の思惑と反対に上昇した場合にどうしますか?
恐らく多くの方が、これ以上上がったらどんどん上がってしまう可能性がある。自分のシナリオが崩れたら損切りしなきゃだよな・・・。
すると、今のレートの10pips上の109.5円に来たら損切りするように注文しますよね。
これが逆指値の注文になります。
それでは、再度オープンオーダーを見ます。
右上の青いバーを見て下さい。
左下の青いバーと見比べて長いバーが多くないですか???
バーの長さ=注文量の多さと考えてください。
するとこの画面から読み取れることは何でしょうか?
みなさんもまずは自分で考えてみてください。
- 右上と左下を比較すると右上の方に逆指値の注文が多い
- 7円より上に1.5%~2.0%まで注文の入っているバーが3本もある
このバーはそれぞれ0.5pips刻みですが、必ずしも109.7,109.75pipsぴったりに注文が入っているわけではありません。おおよそその値段に注文が入っているということを示しています。
単純ですよね、バーを見てどこに逆指値の注文が入っているかを見るだけです。
さて、ここまで見たところで実際のチャートも見てみましょう。
2020年1月10日までのローソク足が確定した日足チャートです。
チャート分析をすると8月に底を付けてずっと上昇してきました。
ただ、109.7円のラインをずっと抜けられないでいます。そして直近の数日間で売り圧力がかかり107.5円付近まで下落するも急反発で再度上昇してきている局面です。
ここから何が分かるか、109.7円が強いレジスタンスになっているということはこの辺りから売りのポジションを持っている人はいそうですよね。
もう一つは直前でV字で急反発していますよね?
ということは、この急上昇に巻き込まれて含み損も抱えているトレーダーも多そうです。
ここまでチャートを見て情報を整理しました。
ここで、先ほどのオープンオーダーの情報と合わせて考えてみるわけです!!
オープンオーダーからは
- 右上と左下を比較すると右上の方に逆指値の注文が多い
- 7円より上に1.5%~2.0%まで注文の入っているバーが3本もある
でしたよね?
総合して考えると、109.7円を超えるとヤバい、上昇してしまう・・・と思っている売りポジションを持っているショーターたちが損切りの注文である、逆指値を大量に入れていることが分かります。
めちゃくちゃ分かりやすいですよね。これが大衆心理です。この大衆心理をオープンオーダーは口座を開設するだけで一般の個人投資家である我々に見せてくれるというわけです。
段々、シナリオが見えてきましたか?
ここまで来ればどういう作戦でいけば利益が取れるのか分かった方もいらっしゃると思います。
もちろん、自分が109.7円の少し上に逆指値を置いている側であればマズいのですが、あくまでもこれからポジションを持つにはどこで利益を取ろうかということです。
答えは、109.7円を上抜けば大量の逆指値の買い注文が約定して上に大きく走りそう
です。1.5%~2.0%の注文量というのはかなりの注文が入っています。そして3本もこれだけの注文量が入っているということは・・・
一番下辺りの値段に触れて逆指値が約定すれば、どんどん上昇する燃料になるということです。
さぁ、あとは注文するだけです。細かいチャートを見ていきます。
2020年1月13日、ドル円1分足のチャートです。
夕方の18時まではローソク足の大きさも小さいですが、じわじわと上昇してきているのが見て取れると思います。
先ほどの日足のチャートの通り、直近でV字で上昇してきているという前提条件と先ほどのオープンオーダーの情報から、このまま109.7円まで触れれば一度一気に損切りを巻き込んで上昇するだろうとシナリオを立てました。
そして、ちょうど欧州時間が始まり18時を越えた時、逆指値注文約定。
損切りとして逆指値の注文を入れる場合もあれば、新規で逆指値の買い注文を入れることもできます。
私は損切りの正反対で新規で買いを入れて上昇すれば利益が出る側にいました。
シナリオ通り、109.7円を越えた瞬間、急騰しました。
みなさん、これは1分足です。
5分経たない間に15pips上昇していきましたね。
私はこの急騰だけを狙い撃ちして15pipsで利益確定させました。
まとめ~まずはオアンダで口座開設をしよう~
ここまで分かりやすく注文が入っていることはあまり多くはないですが、条件が揃えばスキャルピングで簡単に利益を取ることも可能になります。
今後もこの手法が使える機会があれば紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてください。
兎にも角にもオーダーブックを見るためには口座開設をしなければいけませんね。
無料かつ、簡単に口座開設できますのでこの機会に作っておくといいと思います。
サラリーマン必見!!FXトレードは欧州時間で稼ごう
サラリーマン必見!!FXトレードは欧州時間で稼ごう
サラリーマンだから朝は早いし、日中は仕事、夜も遅くまで起きてられないからFXを始めたいけどいつのタイミングを狙って取引すれば稼げるのか分からない。
今回はこんな疑問にお答えしていきたいと思います。
仕事が終わって寝る前までがゴールデンタイム
サラリーマンの一日の中で唯一自由な時間は仕事が終わったあとです。もちろん、日勤でなければ時間帯は違いますので、この記事では夕方17時以降に時間があるという前提でお話していきます。
取引が一気に増える欧州時間
日本でトレードしている限り、土日以外は24時間休みなく市場は開いており、いつでも取引することができます。
そのため、株などと違い、稼ぎやすいとも言われていますが、いつでも稼げるかというとそうではありません。
現実的に取引する主戦場としては次の3つ
・東京時間
・欧州時間(ロンドン時間とも言う)
・NY時間
・東京時間
9:00~15:00までの時間帯を言います。私たち日本人には一番なじみやすいですよね。
朝の始業から銀行は15:00に閉まりますのでそれまでの時間帯と覚えておけばいいです。
・欧州時間
16:00~24:00までの時間帯を言います。ただし、冬については1時間遅くなり、17:00~25:00までとなります。前者を夏時間、後者を冬時間と言います。
欧州全体なので時差があるので上記時間の少し前から動き出し、夜にかけてどんどん市場が活発になっていきます。
・NY時間
21:00~6:00までの時間帯を言います。冬時間は1時間遅くなります。
NY時間も取引は活発です。朝起きてチャートを見るとかなり値動きがある時があります。NY時間もダイナミックな相場のためできればこの時間帯にも取引したいところですが、我々サラリーマンは仕事があります。夜更かししていると本業に影響が出てしまいますので、ほどほどにしましょう。
この3つの時間帯を押さえておけば問題ありません、もちろん世界には香港やオーストラリアなどにも市場があるため世界1周時差によって市場が開く時間が変わることで24時間取引ができるというわけです。
なぜ欧州時間がいいの?
欧州時間はゴールデンタイムと言いましたが、それではなぜこの時間がいいのか。
理由は「取引量が多いから」「値動きが大きくなるから」です。
論より証拠です。
上のチャートのローソク足を見て下さい。
東京時間のローソク足は一つひとつが小さいのが分かりますよね。
東京時間の特徴は大きなトレンドが発生しづらいということです。
もちろん、トレンドが発生していればその方向に動くこともあるので全く動かない市場というわけではありません。
17:00辺りからのローソク足に注目すると、一つのローソク足が大きいのが分かりますよね。
これが欧州時間、NY時間です。
FXは為替差益によって利益を生み出すものです。一定の値動きがないと稼ぐことができないのです。
だからこそ、サラリーマンとしては日中仕事している時間は割り切って大丈夫です。
トレードは仕事が終わってからにしましょう。
たまに、日中トイレに籠ってトレードをしているサラリーマンがいると話を聞きますが、日中にチャートを見ても良いことはあまりありません。
早朝、お昼でしっかりとチャートを分析、東京時間の値動きを意識すべし
それでは、「仕事が終わった~さぁトレードしよう!!」「っお、一気に上昇してる!!このまま値動きも出るしここで買えば一気に上昇するでしょ!!」
と言ってトレードするとどうなるか、もちろん上手くいくこともあるでしょう。
しかしながら、必ず経験するのが上昇すると思ったら今までの勢いが嘘かのように下落し、含み損を抱えることになります。すると、「やばいこのまま下がっていってしまうから損切りしよう。」と言って、損切りして損失が確定します。
このように、勢いでトレードすると良いことはありません。私も何度も経験してきました。
そこで、おすすめしたいのがしっかりと朝やお昼の時間でチャートを見てしっかりとチャート分析をしてください。東京時間の動きを見てこれからどういう流れになりそうかを考えることが必要です。
なぜチャートを見なければいけないのか。
それは、上の例のように飛び降りでポジションを持ったり、根拠がないままトレードしないように日々訓練するためです。
FXはチャートを一瞬見てエントリーして勝ち続けることができるなんて甘い考えは持たない方がいいです。楽に稼げたら今頃全員が億万長者です。
だからこそ、どういう動きになったらロングとショートどちらが優位性があるか、またどこでポジションを持つといいのか、エントリーしたらどこら辺まで動きそうか、逆にどこまで来たら損切りしないといけないかを考えてからでないとトレードしてはだめです!!
欧州初動に注意、ダマシが起きやすい!!
それでは、いざ欧州時間に入りチャートも落ち着いてしっかり分析してこれから下落するシナリオを立てたとします。
「よし、売りで入ろう。あれ?勢いよく上昇してないか?東京時間のレンジも上へ抜けてる、自分のシナリオと逆だ、ここでエントリーしないと乗り遅れてしまう・・・やっぱり買いで入ろう!」とロングすると、
「よし、良い所で入れたぞ、含み益が5pipsだ、このまま上がってけーーー、あれ、下がってきちゃった、待って含み益がなくなりそう、あれマイナス5pips・・・10pips、だめだ損切りしないと・・・。」
これがダマシです。
この損切りで勢いがついて一気に下落していく。こんなことがFXでは頻繁に起こるので注意が必要です。
なぜ、ダマシが起こるのか。ここは詳しく説明してしまうと長くなるのでまた別の記事で説明します。
ここでは簡単に言うと、機関投資家が自分たちの思惑の方向に持っていくための燃料にするために個人の投資家を一度反対方向に流れが行きそうと見せかけて飛び乗りさせて一気に大量の注文を入れて逆方向へ動かします。
すると、慌てた個人の投資家は損切りします。
この損切りというのは、例えば上の例のように個人が慌ててロングの注文を入れて、その損切りというのは買いの反対の売り注文になります。この売り注文と機関投資家の新規の売り注文が重なって大きな下落の動きになっていきます。
1つだけ具体例をお見せします。
先ほど出していたチャート画面です。これは【30分足】ですが、上の〇で囲んだところが「ヒゲ」になり、陰線となっていますね。
このヒゲというものは30分の間に一度ヒゲの先端まで上昇したけど、そのあとすぐに切り返して下落、結局この30分のローソク足一本の始値よりも終値が下にきたということです。
そして次のローソク足では大きな陰線となっていますね。
これが典型的なダマシの例です。
相場が上昇すると思って、個人の投資家もロングしたあとに、大きなショートの注文を入れて一気に下落させるとこのようなローソク足になります。
このように欧州の初動の時間ではダマシが起きるので飛び乗りでエントリーしないことが非常に重要になってきます。
3.まとめ
インターネットやSNSで有名な専業トレーダーのように早く自分もなりたいと思って焦るといいことはありません。
また、サラリーマンは時間が限られているということ、専業トレーダーに比べたらかなり不利な状況ということをしっかりと分かっておく必要があります。
そもそも専業トレーダーや機関投資家などプロがいるフィールドに少年サッカーの選手が試合に参加しているようなもの。これがFXの世界です。
ただ、全く勝てないわけではありません。仕組みと戦い方をしっかり学べば少しずつ勝てるようになると思います。
今回は欧州時間にフォーカスして説明してきました。
ここから、更に慣れてくればそれ以外の時間帯、例えば朝の時間や、日をまたいでポジションを持つなど、他の手法も勉強して自分の幅も広げることも可能です。
ただし、まずは基本を学んで無理せず勉強していきましょう。
サラリーマン必見!!これから始めるFX 3つのトレードスタイル
サラリーマン必見!!これから始めるFX 3つのトレードスタイル
「FXを始めようと思うんだけど、スキャル、デイトレ、スイング?色んな言葉があって分からないな。」「どんなスタイルを選べばいいかを知りたい!」
こんな疑問にお答えします!
本記事の内容
・スキャルピング、デイトレード、スイングトレード 3つのスタイルを覚えよう
・サラリーマンがFXを始めるにはどのスタイルがいいの
私は金融業界で働くFXトレード歴3年のサラリーマンです。
初心者向けの本を買ったり、Youtubeで勉強したり、インターネット、ブログ、Twitterなど様々な所から情報を集めまくり、集めた結果・・・混乱して失敗もたくさんしてきました。もちろんこれから説明するトレードスタイルも全て試しました。
やっと相場の本質や自分のスタイルが見えてきた私の経験も踏まえ、まずはこのスタイルでFXを始めてみよう!と思っていただけたら幸いです。
また、今のスタイルで本当にいいのかな?と思っている初心者の方も参考にしていただければと思います。
それでは早速はじめましょう。
1.スキャルピング、デイトレード、スイングトレード 3つのスタイルを覚えよう
トレードスタイルの違いはどの時間の波を見るか
FXにはチャートと呼ばれる「値動きの推移」を表したものがあります。その値動きを一本の「ローソク足」と呼ばれる2色の棒で表示させます。
このローソク足が例えば「日足チャート」であれば1日24時間の始まりから終わりの値段の推移を一本のローソク足で表し、それが連なったものになります。「1分足チャート」であれば1分60秒間の始まりから終わりの値段の推移を一本のローソク足で表します。
ここまでは既に知っている方も多いと思いますが、トレードスタイルの違いはこのチャートに表示させる「時間軸」の違いによってどの波の値幅を取るかだと思います。
どのチャートを見て実際に自分がエントリーしてこれから上がるかな?下がるかな?とワクワクしながら時には今損してるからお願いだから上がってくれ!
やばい、、、なんとか下がってくれ!と一喜一憂するかの違いです。
それでは、それぞれのスタイルを実例も紹介しながら説明していきます。
スイングトレードとは
このブログではスイングトレードの定義を「数日~数週間ポジションを保有するスタイル」と考えています。
実は厳密に言葉の定義付けがされているわけではありません。また何日間ポジションを持ったらデイトレード、スイングトレードだ!!と学者のように定義付けする意味は全くありません。
長い人で数カ月同じポジションを持つ人もいます。もちろん、とてもいい値段でポジションを持つことができればずっとポジションを持つこともあり得るので相場の対局がずっと一方方向であれば数カ月、数年同じポジションを持つこともあるかもしれません。
主には「週足」から「4時間足」の波を捉えるトレードです。
スイングトレードのメリット、デメリット
■メリット
・一度ポジションを持てば、ずっとチャートを見ておく必要がない
・一度のトレードで大きな値幅が取れる
・いいところでポジションを持つことができれば高みの見物ができる
・スプレッドのコストがかからない
サラリーマンにとって平日の日中は会社に拘束されているため自由に使える時間が少ないですよね。特に家庭を持っている方であれば家族との時間も大事ですよね。
チャートをずっと見ている必要がない、というかずっと見ていてもしょうがないです。大きな時間足の値動きを根拠にトレードするので数分、数時間の値動きはあまり関係ありません。あくまでも相場の対局に従っていきます。
利益が取れるときは数十pipsから数百pips値幅が取れることもあります。
また一番高いところ、一番低いところでポジションを持つことができれば自分の思惑通りに動いた瞬間に負けることはなくなります。精神的に安定して相場を眺めることができます。
最近ではFX会社のスプレッド(ポジションを持った時の手数料)がドル円では0.1銭と極小のところもあるのであまり気にならないかもしれませんが、それでもトレードの回数が低ければ低いほどこの手数料をFX会社に払う必要がないためその点も長い目で見れば優位性に繋がります。
■デメリット
・含み損を抱えるリスクがある
・波を狙う他のトレードに比べて利益効率が悪い
・エントリータイミングが頻繁に来ない
数日~数か月単位で考えるため、ポジションを持ったあとに自分の思惑の方向に向かうのに時間がかかる場合があります。
むしろポジションを持ってすぐにプラスになることは稀かもしれません。
それは、大きな足の波が反転するには時間がかかるためきれいに反発してくれないからです。
また、節目や意識されやすい値段、例えばドル円で言えば100円、ユーロドルで言えば1.1000などキリ番と呼ばれるところでトレードをすることが多く、その節目を守りたい人と破りたい人のバトルが繰り広げられるため一定の乱高下は必ず発生するものと考えてください。
デイトレードやスキャルピングは細かい波の利益を狙います。上に行ったり下に行ったりするところを取るので細かく値幅を稼げますが、スイングは一方向の大きな波を取るので波が戻る分の利益を捨てて一方向の利益だけしか取れないです。
大きな足の節目を狙うことから、毎日のようにエントリーするタイミングが来るわけではありません。一か月に数回あるかくらいに思っておく必要があります。数週間ずっと動きがないことも多いのでつまらないと思ってしまうことも多いかもしれません。
実際のトレード例~スイングトレード編~
それでは私のトレードの1例を紹介します。上のチャートは実際のユーロドル【1時間足】のチャートです。一本のローソク足が確定するのに4時間かかるということです。
1日経過するのに6本しかローソク足ができませんね。
画面左の2つの山ができて一度下落しました。もっと大きな時間の足では長い下落のトレンドが発生していましたので、この時点でスイングトレードの目線は売り目線。
つまり左の2つ目の山で頭が抑えられてしまい、そこから下落してきたところの調整で上昇したところから再度安値の更新を狙って下落していく優位性が高いと判断していました。
画面に様々な線を表示させてチャートを分析し、青い網掛けの左の矢印から売りでポジションを持ちました。そこからこのポジションは4時間足×26本=6日と8時間後に利益を確定させ、50pips程利益が出ました。
1万通貨であれば5,000円、10万通貨持っていれば50,000円の利益です。
デイトレードとは
このブログではデイトレードの定義を「数時間~数日間ポジションを保有するスタイル」と考えています。
サラリーマンに向いているということで様々なサイトでもおすすめされているスタイルです。スイングトレードに対してもう少し保有する時間が短くなります。
イメージとしては仕事が終わって19時くらいからチャートを見ていいエントリーポイントがあればそこでエントリー、少し利益が乗ったところで利益確定させて就寝するということです。ずっとチャートを見ていることはできないけど、放っておいて寝ている間にいきなり暴騰暴落したらどうしよう・・・と思っている方には適しているスタイルかもしれません。
値幅は数十pipsを狙うことが多いです。1日10pips取ることができれば1週間5日間で50pipsの利益が得られます。スイングトレードの実例と同じだけの利益を細かく取るイメージです。よく1日10pipsをサクッと取る方法!など手法が紹介されているのも万人受けするからでしょう。
主には「1時間足」から「15分足」の波を捉えるトレードです。
デイトレードのメリット、デメリット
■メリット
・時間、値幅、コスト、損失のバランスが一番取りやすいトレード
・チャート分析も比較的しやすい
・エントリーチャンスも1日に1回はあることが多い
・トレードしてるいる感覚が得られる
やはり、スキャルピングとスイングの間にあたるのでバランスがいいと言われがちですね。
日本人には中間が好まれるので広く親しまれていると思います。サラリーマンでも無理なくトレードができるのもこのスタイルからだと思います。
また、損切りの設定もスイングトレードに比べればタイトに設定できるので資金管理もしやすいのが特徴です。
■デメリット
・時間足が短くなる分チャート分析が効かない時がある
・スキャルピングよりは含み損のリスクも増える
・ダマシが増える
相場の本質として時間足が短くなればなるほどチャート分析の型にはまらない時が増えます。要するに時間足が短いので簡単に流れを変えられるということです。
もちろん、スキャルピングと比較すれば思惑の方向にいくまでに時間がかかるのでスイングトレードと同様含み損に晒されるリスクは上がります。
簡単に流れが変えられるということに近いですが、「ダマシ」が横行しやすいということです。
ダマシとは大口の機関投資家などお金をたくさん持っているトレーダーが個人投資家に仕掛けてくる罠だと思ってください。このダマシにより損切りさせられたあとに自分の狙っていた方向に相場がいくなど悔しい思いをすることも増えます。
実際のトレード例~デイトレード編~
それでは私のトレードの1例を紹介します。上のチャートは実際のユーロドル【15分足】のチャートです。
画面左から下降してきた波が反転するタイミングと捉え、夕方からエントリーしました。5時間後一度押して高値を更新するかと思いましたが上昇が弱いと判断し利益確定。30pips弱の利益を確保することができました。
スキャルピングトレードとは
このブログではデイトレードの定義を「数秒~数分間ポジションを保有するスタイル」と考えています。
簡単に稼げると紹介されていることもあれば一番難しいと言われることもあります。極めれば数分で数十万を稼ぐことも夢ではないかもしれません。
ただし、これは職人技に近いところがあります。ずっとチャートを見ていなければいけないのと、瞬時の判断でエントリーから利益確定、損切りの判断をしないといけないため難易度は高いと言っていいでしょう。
値幅は数pipsの利益を何回も積み重ねていくことになります。大きく値動きが出る時に上手くエントリーすれば数分で数十pipsの利益が取れることもあります。
主には「5分足」から「1分足」の波を捉えるトレードです。
スキャルピングトレードのメリット、デメリット
■メリット
・リスクが小さい
・短時間で利益を出すことができる
数分でエントリーから決済まで行うため損切りの幅も極小であり、すぐに利益確定と損切りを行うことになるためリスクは一番低いトレードスタイルと言える。
また利益が数分で出るため、向き合い方によってはトレードにかける時間が少なくて済むこともある。
■デメリット
・スプレッドのコストがかかる
・ずっとチャートを見ていなければいけない
・メンタルが強くないと損大利小になってしまう
スキャルピングトレーダーは多くて1日50回もトレードすることになります。
仮に10万通貨でトレードすると1回のトレードで0.1pipsの100円マイナスからスタートするため、1日50回トレードすると500円の手数料がかかります。
これが1週間で3,500円、1カ月4週間とすると14,000円も手数料がかかることになります。年間で考えたらすごいことですよね。
それだけ、トレードの回数が増えれば増えるほどスプレッドのコストがかかるということは念頭に置いておかなければいけません。
サラリーマンが会社終わりに寝るまでずっとチャートを集中して見るというのは難しいものがあります。疲れている中で集中力も落ちている状態ではいいトレードができないこともあります。
FXがなぜ難しいと言われるのかについては様々な理由がありますがその一つがメンタルを強く持つことができないからです。
どうしても損失が出たときには戻ってくるだろうと思ってしまいます。そんな時ほど思惑とは逆に相場はいくものです。
それで損失は大きくなる一方で逆に利益が出たときはすぐに利益確定させたくなってしまい、結果として損大利小になってしまうことが非常に多いです。
私もスキャルピングに挑戦したときは同じようになりました。
実際のトレード例~スキャルピング編~
それでは私のトレードの1例を紹介します。
上のチャートは実際のドル円【5分足】のチャートです。109.7円を超えるまでは小さなローソク足だったものが109.7円を超えた瞬間に大きく動いていることが分かります。
この時は109.7円を超えたら大きく値が動くと事前に分かっていました。
どうして分かったかは別の記事で紹介させていただきますのでぜひご覧ください。109.7円に到達したら買い注文が入るようにセットしていました。
すぐに大きく上昇し、わずか10分足らずで15pipsの利益を得ることができました。
2.サラリーマンがFXを始めるにはどのスタイルがいいの
3つのトレードスタイルの良し悪しを理解できたでしょうか。
さて、それではどのトレードスタイルが一番いいのか!
答えはスイングトレードまたはデイトレードです!!!
理由はサラリーマンは専業に比べて圧倒的にFXにかけられる時間が少ないからです。
勘違いしてはいけないのが、数分で簡単に稼げるなんてうまい話はないということです。
しっかりと相場の大局を把握して売りと買いどちらに優位性があるのかをチャート分析してエントリーする必要があります。
しっかりと考えてエントリーするには瞬時の判断力が必要なスキャルピングは向かないということです。
トレードの回数をできるだけ減らし無駄なトレードをなくすことが自然と考えるトレードになり利益に繋がります。
最初の内はどうしても根拠が不明確な状態でトレードしてしまうことが多いです。私もそうでした。
ここまで上昇すれば恐らくそろそろ下がるだろう。ここを抜けたら勢いよく上昇するだろう。といったように・・・。実はこれは大抵が自分の希望的観測です。
適当なところでエントリーすれば上がるのか下がるのか神頼みになりそれはギャンブルと一緒です。よくFXはギャンブルだと言われるのは神頼みのトレードをするからです。
私のトレードスタイルを少しだけ紹介
それでは、実際に私はどのようなスタイルでトレードしているかを少しだけ紹介させていただきます。
私は主に「デイトレード」を行っていますが、いいエントリーポイントがあれば「スイング」もします。80%が比較的長いポジションを持ちますが、ある条件下ではスキャルピングで短期の利益を取ることがあります。更に相場の値動きによってはすぐに損切り、建値で撤退(利益もマイナスもゼロ)することもあります。
言い換えればデイトレードでも相場の動きによってスキャルピングのようなトレードになってしまうということです。
完璧なトレードをすることはなかなか難しいです。3年FXを勉強してきてもまだまだ負ける時もありますし、エントリーしたあとに見立てが間違っていたと思うこともあるので。
サラリーマン兼業トレーダーに一番大事なのは「資金を守ること」です。とにかくまずは負けないようにすることから始めることで何度もチャレンジして何度も失敗して成長していきます。成長するには続けることが大事ということです。
私はどうしたら負けずに損小利大を達成できるかを日々考えながらトレードしています。
3.まとめ
みなさん3つトレードスタイルは理解いただけましたでしょうか。
これからトレードを始める方はぜひ、今回の記事を参考にまずは基礎となるスタイルを決めてFXの世界に足を踏み入れてみてください。
実際にどのスタイルがいいのか正解はありません。これは自分の性格、好みによってくると思います。サラリーマンでもスキャルピングで稼いでいる人もいればスイングで稼いでいる人もいます。
1つだけ言えるのはいきなり大金を稼ぐことはできないし、努力が必要です。専業トレーダー、億トレーダーと言われる方たちは必ず「資金を全て溶かした」「大きな失敗をした」という経験から多くを学び現在成功を手に入れています。
FXは失敗しないと成功を手に入れることはできないのかもしれません。ただ、それは今のようにどこからでも情報を手に入れられる前の時代の話なのかもしれません。動画配信やSNSが急速に普及したことで今では有益な情報が簡単に手に入る時代です。
私を含めて先人の失敗談を先に学ぶことによって、せめて大きな失敗をしない、大金を失わずにトレードスキルを向上させていってもらえれば幸いです。
それぞれのスタイルの特性を掴んでそれを極めればそれなりの形にはなると思います。ただ、それぞれのメリット、デメリットを理解した上で情報に踊らされず自分でまずはやってみることが必要だと思います。