サラトレFX~目指せ、稼げる兼業トレーダー~

サラリーマンFXトレーダーK.Kの初心者向けブログ

サラトレFX~ドル円・ユーロドル 来週の見通し~(2020.8.10~8.14)

この記事では各通貨ペアの現在の状況と今後の狙いや見通しを分析していきます。

 

☆長期目線(週足~月足)

☆中期目線(日足)

☆短期目線(1時間足~4時間足)

 

この3つの軸で考えていきます。スイングであれば中期から長期目線を参考に、デイトレであれば週の前半の参考にしていただければと思います。

また、デイトレの目線については平日毎朝Twitter @kkfxtrade で配信していますのでそちらも参考にしてください。

 

表示させているインジケーターは

移動平均線:50期間、100期間、200期間

ボリンジャーバンド 3σ、21期間

RCI:短期線9、中期線26、長期線52

 

参考にさせていただいている方は

◇蜂屋すばるさん

チャネルラインを用いたトレードで、非常に見た目も分かりやすいので長期、中期のトレンドを把握するのに参考にさせてもらっています。

◇ユーちぇるさん

年代が近いこともあり、YouTubeはいつも見ています。特に知識面のインプットには最適、コラボ動画も有料級の情報がたくさんあります。

◇三平式RCI

手法は三平式RCIを使っています。色々な手法を試してきましたが、環境認識と合わせれば武器になると思っています。

 

目次

 

 

ドル円

☆長期目線⇒長期下降トレンド、長期足で重要な105円を一時ブレイクするも下で買い戻し発生。長期ではドル安トレンドですが下では強い買いが入る状況。スイングでショートを仕込むのは難しい位置。

☆中期目線⇒中期下降トレンドの中を下落し、ついに105円も一時割り込むも強い買いで戻され、先週は106円近辺でレンジになりました。中期下降トレンドが破られるまではショート目線を継続します。レンジがどちらに抜けるかでまたシナリオを考えたいと思います。

☆短期目線⇒短期ではトレンドが出ていないのでトレードを控えています。レンジをどちらに抜けるかで短期的に抜けた方向に合わせていきましょう。10日期限のオプションがあるのでそれが終わってどちらかに方向感が出てくるかと思います。

 

ドル円は非常にどちらに行くかが難しいです。まぁ、簡単な相場と思えることはほとんどありませんが・・・。

8月の円高アノマリー、円安も気にしつつ8月は夏枯れ相場と言われます。急な値動きに注意しながらですが、動かなければ静観もありかもしれません。

今のところ個人的にはドル円はあまり積極的にトレードしていないペアです。ドルストレートや他のポンド系の通貨の方が動きもあるので。

ただし、いつ動いてもいいようにしっかり分析、シナリオ構築の練習は欠かさないようにするのが成長の近道です。

 

それでは、上位足から整理していきたいと思います。

 

【週足】

f:id:kengyofx:20200809111428p:plain

【☆ポイント☆】

・上下にヒゲを伴う陰線でクローズ

・長期での下降トレンドの中なので長期的な目線は下のまま

RCIは短期線、中期線は下端に、長期線は緩やかに、力は強くないが下方向

 

強く105円付近で反発されてから106円付近で動きが止まっています。週足も上下のヒゲなので方向感が出ていないことが分かります。長期的には下目線であることは変わりません。RCIもあまり強い動きを示していません。積極的にスイングでショートを狙う位置ではないため短期のトレンドに沿ってトレードしていく方針を立てています。

 

【日足】

f:id:kengyofx:20200809111451p:plain

【☆ポイント☆】

・中期は下降トレンド継続、

・狙うは戻り売り、夏枯れ相場で方向感がでない可能性も

RCIは短期線だけ一度上に動くも中期線、長期線は下端に留まっているため大きな上昇には至らないと予想

 

長期も下、中期も下の目線が継続なのでどこまでいっても狙いはショートで考えておきたいと思います。この中期下降トレンドが上に抜けるようであればショートの目線を外します。日足の21SMAと中期下降トレンドの上限が重なっているのでここがレジスタンスとして機能している限りは引き付けてショート、レンジで反発すれば利確という考え方でもいいかもしれません。夏の薄商いでの仕掛けには注意しましょう。必ず損切りは設定しましょう。

 

【4時間足】

f:id:kengyofx:20200809111510p:plain

【☆ポイント☆】

・105.50円の10日期限のオプションに注意

・戻り売りポイントを探り、ショートを狙う

RCIは短期線、中期線が上昇、長期線は上に留まっているので短期線と中期線が再度下降するタイミングが戻り売りタイミングか!?

 

メインシナリオは戻り売りですね。106.50から戻り売りが入りましたが伸びずレンジになっています。月曜にオプションが消滅してから方向感が出るのか、レンジ継続か。抜けた方に付いていきましょう。

先週の予想と今後の展開を想定していきます。

 

【先週の1時間足想定】

f:id:kengyofx:20200809111534p:plain

f:id:kengyofx:20200809111545p:plain
どちらかというと下の画像のように106円近辺でレンジを組みながら横に推移しているような状況で1週間が終わりました。ここから予想シナリオのように上下へ動いていくかと思います。

 

【今週の1時間足チャート】

f:id:kengyofx:20200809111605p:plain

 106.50から戻り売りが入りましたが、オプションもあり、105.50でサポートされています。

106.00で週がクローズしているのでここで高値を更新せず短期で揉みあい、オプションが消滅し再度2番底を目指しに下がってくれればいいなと思っています。

 

シナリオ想定は2つ。先週と変わりません。

 

【シナリオ①下降トレンド継続】

中期下降トレンドのレッドラインを上抜けできず高値が切り下がれば再度105円をブレイクすべく下を試す展開になるか。

 

【シナリオ②下降終了、中期上昇トレンドへ回帰】

106.50を上に抜き返すと下目線が終了する可能性があります。先週売っているショート勢が損切りしだすと上へ跳ねてもおかしくありません。

 

【ユーロドル】

☆長期目線⇒月足が確定、実態で下降トレンドの上限を超えた可能性大。ここから長期上昇トレンドに入るかもしれません。ユーロドルのロングはスワップポイントがマイナスになるため長期のスイングを狙うかは考えなければいけません。

☆中期目線⇒上昇トレンドはまだ継続中、週足、月足でトレンドが転換したと考えるとまだまだ上目線継続。調整の下落を待って押し目買い戦略

☆短期目線⇒かなり高い位置まで一方方向に買われてきました。1.1200も目前、深い調整が入らずずるずると上昇しているためこのまま1.1200を目指すのかどうかに注目しています

 

いつ下がり始めるかがどうしても気になるところです。深い調整が入らず1.1200へタッチしてもおかしくない状況なので売るならナンピン前提で小さいロットで入らないと踏みあげられる可能性があるので注意。中期的には下がったところを押し目買いするシナリオですが、上げどまった天井でショートが打てれば押し目買いポイントまでリスクリワード比率も良い状態でエントリーできるのでどうしても逆張りを狙いたくなってしまうのが性ですね・・・。

 

【週足】

f:id:kengyofx:20200809111647p:plain

【☆ポイント☆】

・週足は上下にヒゲを伴う陽線、上昇の勢いはなくなっている、転換のシグナルとも取れる

・1.1200まで行くか1.1900で天井になるか

RCIは短期が上端に到達、中期、長期もまだ上昇中なので上昇継続の可能性もあり

 

陽線がずっと続いていますが1.1900を更新できず先週に続いて上ヒゲを付けたので上値が重くなってきているのも事実です。RCIは中期と長期は上昇していますが、短期線が下がり始めれば一度調整の局面に入ってもおかしくありません。

目線は上目線の方が強くなっています。調整が終わった後に押し目買いで1.2500も目指すのがメインシナリオです。

 

【日足】

f:id:kengyofx:20200809111708p:plain

【☆ポイント☆】

・陰線も出始めたので一旦調整が入るか

RCIは短期線が下がり始めた、中期線も下がり始めるとタイミングとしてはショートを狙いたい

 

段々上値が重くなってきている印象。ショートの勢力、ロングの利確をする人、目線がどちらの目線も出てきた証拠です。6月に1.1400で一旦調整した局面とローソク足の感じも似てきましたね。強い陰線が出てもロング勢力が押し返す、でも高値が更新できない回数が増えれば増えるほどロングを諦め利確する人も出てくる・・・こうやって徐々に反転していくはずです。ただ、調整が深く入るかは別です!!すぐに押し目買いで1.1200まで上がる可能性、ドル安のトレンドが出ているためあくまでもロング勢力が優勢であることは忘れないようにしておかないと踏み上げられたときに辛いです。

 

【4時間足】

f:id:kengyofx:20200809111727p:plain

【☆ポイント☆】

・1.1900を2回試した状況、高値が切り下がり出せば転換のサインか

RCIは中期も下がり始めた状況、徐々に下がっていく可能性もあり

 

短期のダウ目線はまだ下になっていませんが、1.1900を2回目のアタックで更新できなかったのは大きなヒントでしょうか。もちろん、ここからぶち抜いて1.1200を目指す可能性は十分ありますが、6月の時と同様に三尊、ダブルトップ、トリプルトップなど天井圏のチャートパターンが確定すれば下がりやすくなるはずです。

一度1.1700を割ってくれると大衆の目線も下に変わっていくはずですが、ここは難しい局面なのでしっかりと値動きを監視して大局の流れに逆らわないようにしていきましょう。

非常に面白い局面だと思います。

 

シナリオのパターンを考えてみました。

 【①調整の下落スタート!】

f:id:kengyofx:20200809111822p:plain

2回1.1900を試して高値を更新できていません。このまま1.1700を割れば中期上昇チャネルの下限を目指すかもしれませんが、センターラインで一度サポートされ次の高値トライが失敗すれば上のチャートのように三尊、トリプルトップの形を作りついに調整が入る可能性をメインシナリオとして考えています。高値切り下がりで上げ止まれば1.1900の上に損切りを置いてショートを打ちます。ターゲットは1.1700割れ、1.1600辺りまで。リスクリワードもいい位置になるのでできるだけ1.1900に引き付けたいですね。

 【②上昇継続⇒1200到達シナリオ】

f:id:kengyofx:20200809111837p:plain

シナリオ①が崩れるともちろん高値更新が成功するわけです。すると中期上昇トレンドが継続し、センターラインなどをサポートに上昇していく可能性があります。そうなるとターゲットは1.2000ドル安が止まらないというシナリオになります。こちらも想定しておけば、ショートの目線が崩れた時にドテンでロングも狙えるかもしれません。