サラトレFX~ドル円・ユーロドル 来週の見通し~(2020.7.6~7.10)
この記事では各通貨ペアの現在の状況と今後の狙いや見通しを分析していきます。
☆長期目線(週足~月足)
☆中期目線(日足)
☆短期目線(1時間足~4時間足)
この3つの軸で考えていきます。スイングであれば中期から長期目線を参考に、デイトレであれば週の前半の参考にしていただければと思います。
また、デイトレの目線については平日毎朝Twitter @kkfxtrade で配信していますのでそちらも参考にしてください。
表示させているインジケーターは
移動平均線:50期間、100期間、200期間
ボリンジャーバンド 3σ、21期間
RCI:短期線9、中期線26、長期線52
参考にさせていただいている方は
◇蜂屋すばるさん
チャネルラインを用いたトレードで、非常に見た目も分かりやすいので長期、中期のトレンドを把握するのに参考にさせてもらっています。
◇ユーちぇるさん
年代が近いこともあり、YouTubeはいつも見ています。特に知識面のインプットには最適、コラボ動画も有料級の情報がたくさんあります。
◇三平式RCI
手法は三平式RCIを使っています。色々な手法を試してきましたが、環境認識と合わせれば武器になると思っています。
目次
【ドル円】
☆長期目線⇒大きな下降トレンドだが、スイングでショートを狙う位置ではない
☆中期目線⇒上昇トレンド、106円を割るまでロング目線
☆短期目線⇒下降トレンド、中期目線の押し目買いポイントまでショート目線
シナリオ予想は週の前半はショート目線で短期下降トレンド、週の後半は押し目買いポイントまでくれば中期上昇トレンドに対して順張りロングを狙いたい。
【週足】
【☆ポイント☆】
・高値は切り下がっているため下降トレンド
・安値は105円の価格帯で何度も止められている水平線
・RCIは全体的に方向感がないように感じられます
週足レベルではエントリーポイントにはまだまだ遠いですね。下限の105円水平線と長期下降のレッドラインに挟まれたディセンディングトライアングルを形成していると見ています。週足レベルでは明確なトレンドが出ていないので、ドル円スイングは現在狙っていません。
長期のエントリーポイントとしては下降のレッドラインまでくればスイングショートを狙う。105円までくればサポートを背にロングを狙う。この2つの戦略を考えています。
【日足】
【☆ポイント☆】
・中期上昇トレンドはまだ継続すると見ています
・106円でサポートされ上昇中のため、目線はロング
・RCIは短期が上端へ到達、中期は下端から上がっていくため平行レンジに移行する可能性もあり
先週の予想の通り日足の200SMA付近まで上昇しレジスタンスされ短期で下落しています。
RCIが明確な方向を示していないためレンジになる可能性も考慮に入れています。
中期のグリーンチャネルのトレンドの下限まで下がってくれば押し目買いを狙いたい。
【4時間足】
【☆ポイント☆】
・108円、日足の200SMAで反発し、短期下降トレンドを形成するかどうかに注目
・中期トレンドは上昇中、短期で狙うならショート、押し目買いポイントまで細かく売っていく
・RCIは短期、中期が下端まで到着し反転するタイミングでロングを狙っていきたい
週の前半は短期下降トレンドに沿って下落し、押し目買いポイントまで到達すればそこから中期トレンドに順張りでロングを狙う。
本命のシナリオについては下のチャートをご覧下さい。
短期で下降トレンドが発生していると見ています。106円から108円までの上昇波の押し目買いを狙っていきます。黄色のフィボナッチリトレースメントで押し目買いポイントを探っていきます。理想の位置は61.8%。ちょうど赤線のように逆三尊の右肩が形成される位置。ここに中期上昇トレンドのグリーンチャネルの下限も来れば確度は高そうです。
ここでしっかり反発してくれればロングでエントリーします。浅い押し目で上がっていく可能性、押し目が崩れて上昇トレンドが終了するというシナリオも考えています。
【ユーロドル】
☆長期目線⇒下降トレンド、上限付近。下降トレンド継続か、下降トレンドの終焉の可 能性も視野に
☆中期目線⇒上昇トレンド、下限付近。三角持合をどちらに抜けるかがポイント
☆短期目線⇒下降トレンド、上限付近。三角持合をどちらに抜けるかがポイント
シナリオ予想は三角持合をどちらに抜けるか、この一点に尽きます。RCIを見ていると上に抜ける可能性の方が高いと思っていますが、ファンダメンタル、株価など世界情勢の移り変わりで一気に流れができる可能性もあります。抜けた方に付いていく、そして流れができ始めればRCIも方向性を教えてくれるはずです。
【週足】
【☆ポイント☆】
・長期トレンドは下降
・チャネルの上限付近まで来ている
・RCIは短期がそろそろ高い所まで来ているのでここから下がっていくか、中期、長期の力が強ければ下降トレンドがついに終わる可能性もある
長期の目線は先週と変わらず。週足のRCIが上向きなので再度高値更新を目指す動きになってもおかしくないと思っています。ファンダメンタルがドル安に傾くようだと再度上昇します。週足のRCIが高いところまで来てくれれば再度売りを考えたいですが、トレンド転換の可能性もあり。中期と長期線が上昇し上端に到達する力で長期下降トレンドを上抜けできるかどうか。トレンド転換できず、3本の線が上端に集まれば、スイングショートしたいですね。ただまだまだ先の話です。
【日足】
【☆ポイント☆】
・中期トレンドは上昇継続中
・上昇が継続するかトレンドが終了するかがポイント
・RCIは短期が上昇中、中期が上昇に転じればロングが優勢になりそう
前回の高値チャレンジではコロナ相場ということもあり、1.1400をトライしていってこいで下落していますが、今回は高値で定着しようとしています。ここで足場を作って上昇の流れが来てもおかしくありません。揉みあっているということはロングも溜まっているということです。上昇トレンドを下にブレイクしていけばロンガーの損切りも入るため再び下降トレンドとなります。
【4時間足】
【☆ポイント☆】
・安値の1.1200を下に割れずにレンジかつ中期上昇のグリーンラインと短期下降のレッドラインに挟まれて三角持合を形成中
・RCIは短期、中期共に上向きのため短期目線ではロング
三角持合がどちらに抜けるか、来週のポイントはこの一点に尽きます。1.1300を抜けられるか、相場の動きとRCIの動きを見てエントリーポイントと目線を絞っていきたい。グリーンラインを下抜けしても4時間足の200SMAもあるためダマシには注意しましょう。