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サラトレFX~ドル円・ユーロドル 来週の見通し~(2020.7.20~7.25)

この記事では各通貨ペアの現在の状況と今後の狙いや見通しを分析していきます。

 

☆長期目線(週足~月足)

☆中期目線(日足)

☆短期目線(1時間足~4時間足)

 

この3つの軸で考えていきます。スイングであれば中期から長期目線を参考に、デイトレであれば週の前半の参考にしていただければと思います。

また、デイトレの目線については平日毎朝Twitter @kkfxtrade で配信していますのでそちらも参考にしてください。

 

表示させているインジケーターは

移動平均線:50期間、100期間、200期間

ボリンジャーバンド 3σ、21期間

RCI:短期線9、中期線26、長期線52

 

参考にさせていただいている方は

◇蜂屋すばるさん

チャネルラインを用いたトレードで、非常に見た目も分かりやすいので長期、中期のトレンドを把握するのに参考にさせてもらっています。

◇ユーちぇるさん

年代が近いこともあり、YouTubeはいつも見ています。特に知識面のインプットには最適、コラボ動画も有料級の情報がたくさんあります。

◇三平式RCI

手法は三平式RCIを使っています。色々な手法を試してきましたが、環境認識と合わせれば武器になると思っています。

 

目次

 

 

ドル円

☆長期目線⇒大きな下降トレンドだが、スイングでショートを狙う位置ではない

☆中期目線⇒中期トレンドは上昇も短期下降との三角持合の中、抜けた方についていく

☆短期目線⇒中期トレンドは上昇も短期下降との三角持合の中、抜けた方についていく

 

シナリオ予想は短期も中期も方向感がなく、三角持合の中と見ています。週の前半で三角の先端で揉みあい、どちらに抜けるかによって方向性を見極めたいと思います。

それでは、上位足から整理していきたいと思います。

 

【週足】

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【☆ポイント☆】

・高値は切り下がっているため下降トレンド

・安値は105円の価格帯で何度も止められている水平線

RCIは全体的に方向感がないように感じられます

 

大きな動きになっていないため、先週と同じ整理になります。基本的に大きい足の見解はすぐに変わるものではありません。一本の足が1週間なので目線や見解が変わらないことを再確認することに意義があります!!

 

週足レベルではエントリーポイントにはまだまだ遠いですね。下限の105円水平線と長期下降のレッドラインに挟まれたディセンディングトライアングルを形成していると見ています。週足レベルでは明確なトレンドが出ていないので、ドル円スイングは現在狙っていません。

長期のエントリーポイントとしては下降のレッドラインまでくればスイングショートを狙う。105円までくればサポートを背にロングを狙う。この2つの戦略を考えています。

そう、ドル円はやはりスイングは今は狙えないからデイトレ以下で考える通貨なんだ!!」ということを再確認しました。

 

【日足】

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【☆ポイント☆】

・中期上昇トレンドの下限付近でのもみ合い、短期下降トレンドにブレイクされるかどうか

・106円でサポートされ上昇中のため、目線はロングを継続

RCIは短期が下端へ到達しここから上昇する見込み、中期、長期は力がなくなっています。短期に沿ってロング目線の方が若干強いかと思います。

 

短期トレンドより中期トレンドを優先させているので、あくまでも中期上昇トレンドを下抜けするまでは下からロングしていく戦略をメインには考えています。下への力が強くなるとRCIの短期線は下端で留まり中期と長期が下に来るのを待つ形になるかと思います。下落するシナリオも下位足で分析していきます。

 

【4時間足】

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【☆ポイント☆】

・三角持合の先端付近、値幅が狭くなってきている

・レンジが継続する可能性もあるためあまり積極的にトレードできないペア

RCIは長期が下端付近で力がない状態、方向感が出にくい相場

 

先週の時点で押し目買いポイントまでの下落、逆三尊が形成できるか、崩れて中期上昇トレンドを下に抜くかというシナリオを立てていました。先週の予想と振り返りです。

 

【先週の1時間足予想チャート~逆三尊否定シナリオ】

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【今週の1時間足チャート】

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【シナリオ②逆三尊崩れパターンになるか!!】

短期下降トレンドをブレイクして逆三尊が完成するか、短期下降トレンドの中を推移するかというシナリオを立てていましたが、見事シナリオ②で短期下降トレンドを抜けられず、三角持合に移行しました。まだ中期上昇トレンドは破れず切り返して三角の先端を目指す動きとなりました。

 

相場の動きによってどんどんシナリオが変わっていきます。一つの考えに固執することなく柔軟に今後のシナリオを考えることが大事です。あくまでもこうなると予想を立ててそれだけを信じてしまうと、それが否定された時に自分の考えの誤りを否定できない⇒損切りできない⇒強制ロスカットという鉄板パターンになってしまいます。

私もかつてはそうでした。そうではなく、少なくとも上昇と下降のどちらの目線も持ってシナリオを想定しておくようになってから、変わりました。

 

現時点での私の想定シナリオです。

 

【シナリオ①三角持合上抜けパターン】

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三角持合の場合もちろんどちらかに抜ける。それか抜けても高値安値を更新できず更に緩やかなトレンドを作るか平行レンジになっていきます。

 

1つ目のシナリオとしては三角持合を上抜けするシナリオです。

 

下降トレンドを上抜けして一度戻ってきたところからロングを狙いたいです。戻ってきたところが中期上昇トレンドの下端とも重なれば更に確度は増します。もちろんダマシの可能性もあるので注意しましょう。

 

【シナリオ②三角持合下抜けパターン】

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2つ目はもちろん上昇の反対ですね。三角持合を下抜け、ドル高が進んだ場合です。これも一度抜けてもすぐに下降トレンドのミドルラインなどもありそこで一度跳ね返される可能性があります。ブレイクワンタッチが決まれば一気にショートを狙いたいです。

 

とにかく抜けた方に付いていくのが一番勝率も高くなります。安易に変なところで逆張りすると焼かれます。慎重に引き付けてエントリーしましょう。

 

【ユーロドル】

☆長期目線⇒下降トレンド、上限付近。下降トレンド継続か、下降トレンドの終焉の可能性も視野に

☆中期目線⇒上昇トレンドはまだ継続中、押し目買い継続

☆短期目線⇒1時間足の三尊が否定され短期でも上昇トレンド

 

 

シナリオ予想は短期、中期でユーロ高の上昇が強いです。株価の動向にも注目ですが、リスクオンで上昇トレンドが継続するのか、長期足での節目に来ているので完全にトレンド転換に向けての動きになるのか下降トレンド継続か難しい局面へ来ています。

上昇トレンドが継続している限りは落ちてきたところを押し目買いしていき、短期のダウの目線が下になる、上昇の勢いが止まってきたらショートを考え始めます。

 

【週足】

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【☆ポイント☆】

・長期トレンドは下降

・チャネルの上限付近まで来ている

RCIは短期が横ばいになり始めました。ここから下がっていくか、中期、長期の力が強ければ下降トレンドがついに終わる可能性もある

 

長期の目線は先週と変わらず。週足のRCIが上向きなので再度高値更新を目指す動きになってもおかしくないと思っています。ファンダメンタルがドル安に傾くようだと再度上昇します。週足のRCIが高いところまで来てくれれば再度売りを考えたいですが、トレンド転換の可能性もあり。中期と長期線が上昇し上端に到達する力で長期下降トレンドを上抜けできるかどうか。トレンド転換できず、3本の線が上端に集まれば、スイングショートしたいですね。ただまだまだ先の話です。

 

【日足】

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【☆ポイント☆】

・中期トレンドは上昇継続、高値も更新しているように見えます

・上昇が継続するか天井を作り下げ始めるか

RCIは短期が上端に到達、中期、長期も上端に集まりつつあるため、上昇もクライマックスまできているか

 

1.1400も超えて3月の高値を完全に更新するといよいよ上昇トレンドに転換するかどうか、難しい局面にきました。RCIは上端に集まりつつあるため、天井を作り、RCIが下がり始めればタイミングを見てショートしたいところですが、上昇がどこまで続くか分からないため安易な逆張りショートは禁物。あくまでも上昇トレンドに順張りで付いていきたいですね。

 

【4時間足】

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【☆ポイント☆】

・1時間足レベルでの三尊を否定し上昇

・どこまで上がるか、ファンダメンタルズと合わせて見極めていきたい

RCIは短期は上昇中、中期、長期も上端に集まってきている

 

先週のポイントは三尊ができるかどうかでしたが、それが否定され更に上昇してきました。ユーロが強い1週間でしたね。ここから更に上昇するか、再度下位足で三尊など作り始めれば天井圏形成から中期上昇トレンドの終焉が見えてきます。

上昇シナリオと下降シナリオどちらも想定しておきます。

 

【シナリオ①上昇シナリオ】

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押し目買い継続で、少なくとも中期上昇トレンドのセンターラインまで上がっていくシナリオです。一度中期上昇トレンドの下限に付けに行く可能性もあるため、短期の調整の下降が始まるまで押し目買いを狙いたい

 

【シナリオ②下降シナリオ】

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どこで天井を作って下がり始めるかが全く分かりませんが、例えば上のチャートのように三尊ができてくれれば、分かりやすくなってきます。短期でダウの目線が変われば、三尊の右山からショートしていきたい。1時間足も4時間足もRCIが上に集まってきているので上位足のRCIの傾きが下がり始めた段階でショートを考えます。